西洋占星術のはじめかた — あなたは太陽星座だけじゃない
こんにちは、Juliaです。
「私、双子座なんですよ」「私は蠍座です」。雑誌やテレビで見る星占い。たぶん、ほとんどの方がご自分の星座を、そんなふうにご存知だと思います。
でも、実はその「あなたの星座」、太陽だけで決まっていること、ご存じでしたか? 西洋占星術の世界に足を踏み入れると、あなたを表す「星」は太陽だけじゃない、と気づきます。
今日は、西洋占星術のはじめの一歩。「太陽・月・アセンダント」という、あなたを知る三つの鍵について、お話しさせてください。
太陽星座:あなたが「こう在りたい」と願う自分
雑誌の星占いで使われているのは、ほぼこの「太陽星座」です。生まれた日の太陽が、どの星座の位置にいたか、ということ。
太陽は、あなたが「こう在りたい」と願う、意識的な自分を表します。いわゆる「私らしさ」の中心。
ただ、あなたが毎日感じている感情や、無意識の癖とは、すこし違う層にあるのです。
月星座:あなたの「素の感情」
月星座は、生まれた瞬間に月がどこにいたかで決まります。太陽よりももっと内側の、無意識の感情や、安心するときの在り方を表します。
たとえば、家でひとりでいるときのあなた。疲れて帰ってきたときのあなた。素に戻ったときの、ふるまい。これは月が司っています。
太陽星座で「しっかりしなきゃ」と思っていても、月星座がまったく違う性質だと、「いつも頑張っているのに、なんだか疲れやすい」と感じることがあります。
それは、あなたの「こう在りたい自分」と「素の自分」に、距離があるサイン。悪いことではありません。むしろ、気づけば、どちらも大切にしてあげられるようになります。
アセンダント(上昇宮):あなたの第一印象
アセンダントは、生まれた瞬間に東の地平線から昇っていた星座のこと。
これは、あなたが他人にどう映るか、はじめて会った人があなたから受ける印象を表します。
「本当の私は内気なのに、なぜかみんなに”しっかりしてる”と言われる」。そんな方は、アセンダントが外向的な星座なのかもしれません。
自分が感じている自分と、まわりから見た自分にギャップがあるとき、アセンダントを知ると、すこし腑に落ちる瞬間があります。
三つの星が揃ったとき
太陽・月・アセンダント。この三つは、いわば「あなたを立体的に表す三つの軸」です。
太陽だけを見ても、それは「こう在りたい」というあなたの理想の一部。月だけを見ても、それは「無意識のふるまい」だけ。アセンダントだけだと、「表面的な印象」だけ。
三つを重ねて眺めることで、あなたという人が、ふっと立体的に立ち上がってきます。
はじめてみるなら、月星座から
「どこから調べたらいいでしょう」と聞かれたら、私はまず「月星座」をおすすめしています。
太陽星座は雑誌で毎週読んでいる方も多いので、いまさら驚きは少ないかもしれません。でも月星座は、調べてみると「え、私そんな性質があったの?」と、自分でも意外な一面に気づくことが、よくあります。
ご自分の生年月日と、できれば生まれた時間があると、月星座とアセンダントを調べることができます。生まれた時間が不明な方も、月星座は生年月日だけでほぼ推定できますので、まずはそこから。
自分を、もうひとつ深く知ること
星占いは、「当てもの」ではありません。自分が自分のことを、すこし距離を置いてまなざすための、やさしい鏡のようなものです。
太陽だけだったあなたが、月の光とアセンダントの風をまとうと、もっと立体的で、もっとあなたらしい「あなた」が、そっと姿を見せてくれます。
どうぞ、少しずつで大丈夫。急がずに、ご自分を知る旅を、ゆっくりはじめてみてくださいね。
