占いを「道具」として使うということ
こんにちは、Juliaです。
たくさんの記事を読んでくださり、本当にありがとうございます。今日は、この書斎の原点とも言える、私が占いについて一番大切にしている考えを、お話しさせてください。
それは、「占いは、道具である」ということ。
「頼る」のと、「使う」の違い
あなたは、占いにどんな向き合い方をしていますか?「今日のラッキーカラーは何?」と朝に雑誌をめくる方もいれば、大切な決断の前に本格的な鑑定を受ける方もいます。どちらも、まったく悪いことではありません。
ただ、ひとつだけ、気をつけてほしいことがあります。それは、「占いに頼りすぎる」というお付き合いの仕方です。
「占いが、こう言っていたから、こうしました」「占いで良いと出たから、やってみます」「占いで反対だと出たから、諦めます」
こういう決め方を続けている方は、すこしだけ立ち止まってみてください。その選択は、本当にあなた自身の選択でしょうか?それとも、占いに決めてもらった選択でしょうか?
占いが教えてくれない、大切なこと
占いは、あなたの人生の傾向や、今のエネルギーの流れを教えてくれます。けれど、占いは、あなたの人生そのものを、決めてはくれません。
占い師がどんなに優れた結果を出したとしても、実際にその道を歩いていくのは、いつもあなた自身です。占い師は、そっと灯りをともすだけ。その灯りを頼りに、どこへ向かうか決めるのは、やっぱりあなたなのです。
だからこそ、占いは「道具」として、あなたの手の中にあるのが、いちばんいい使い方だと、私は感じています。
道具として使うと、どうなるか
「道具」として占いを使うと、こんな変化が少しずつ起こります。
自分で決める力が、育つ
「占いで、こう出たから」ではなく、「占いで、こう出たけれど、私はこう思う」と、自分の感覚と照らし合わせる癖がつきます。これは、人生のいろいろな場面で、とても役に立つ力になります。
結果に振り回されなくなる
「今年は厄年だから、きっと悪いことが起きる」と怯える必要がなくなります。「厄年は、すこし気をつけて過ごす季節なんだな」と、情報として静かに受け取れるようになります。
占いが、もっと楽しくなる
「当たった」「外れた」にこだわらなくなると、占いそのものがぐっと楽しくなります。タロット一枚からでも、あなたの日常に小さな気づきが生まれる。それ自体が、すでに大きなご褒美です。
私が占い師として、いつもお伝えしていること
私は、鑑定でいつも相談者さんに、こうお伝えしています。
「私の言葉は、あなたへの一つのヒント。最終的に、どうするかはあなたが決めてくださいね」と。
占い師の言葉を鵜呑みにする相談者さんを増やすことは、私の目指す姿ではありません。「占いを通じて、自分自身と対話する時間を持てた」「占いをきっかけに、自分の気持ちに気づけた」。そう言っていただけたときが、私にとって、いちばん嬉しい瞬間です。
この書斎が、目指すもの
この書斎で綴っている記事も、すべて、あなたに「これが答えです」とお伝えするものではありません。
あなた自身が、自分の内側にある答えに気づくための、ささやかなきっかけ。一枚の紙切れ、一筋の灯り、そんなものであれば、と思っています。
どうか、占いを、あなたの人生のやさしい「道具」として、手に取ってみてください。迷ったとき、そっと開く本のように。疲れたとき、ひとくち含むお茶のように。
あなたの毎日に、ほんのすこしでも寄り添えたなら、これ以上に嬉しいことはありません。
読んでくださって、ほんとうにありがとうございます。この小さな書斎が、あなたのこころに、やさしい灯りをともせますように。
